YouTubeのアナリティクスで、気になる「男女比」について
動画配信者が意識する「分析」。
特にYouTubeはアナリティクスという項目にて、多彩な分析を見ることが出来ます。
中でも「男女比」は視聴者層を把握する上でも重要なポイントです。
今回はチャンネル視聴者の男女比について迫っていきます。
【分析は改善の上でとても大切】
これは業務の改善などにも言えることですが、
より良くしていこう!と思ったときに大切なのは「分析」です。
PDCAサイクルという考え方がありますが、
これは「P=計画」を練った後、「D=実行」して、「C=検証分析」して「A=改善行動」を起こすというもの。
このサイクルの中で、「C」つまりチェックこと検証分析は極めて重要な段階になります。
例えば動画の視聴者が低迷しているとして、
今までと同じことを続けていてはどうでしょう。低迷は加速するばかりです。
もしここで「C=検証分析」を行って、正しい改善行動を行えば復活するかもしれません。
そういう点で、動画配信をする上でも分析というのは欠かせないポイントなのです。
【視聴者層を把握する】
YouTubeのアナリティクスは非常に優秀で、たくさんの情報を得ることが出来ます。
収益のところを見ているだけでは、より良いチャンネルにはなりません。
コメントや視聴者維持率というのも大事な指標ではありますが、
今回は「男女比」に焦点を絞って記事を書きたいと思います。
男女比を見るためには、アナリティクスから「ユーザー層」をクリックします。
すると、年齢や性別ごとに分けられたグラフを見ることが出来ます。
これが、あなたのチャンネルを見ている視聴者層ということになります。
ちなみに、子供が親のスマホなどを使って見ているなんてこともあるので、
チャンネルの対象層にもよりますが、数値がゼッタイと見るのは時期尚早。
子供向けに配信しているチャンネルだと、データ上は40代が多いけれども、
数値以上に子供が見ていることも考えられます。
【男女比を知ってどうするか?】
男女比を知っておくことは、どのようなメリットがあるのでしょうか。
そもそも視聴者層を理解せずに動画を配信しているというのは、
商圏を一切無視してお店を出店するようなもの。視聴者層を理解することは重要です。
視聴者層を把握することで、動画のニーズを知ることが出来ます。
例えば、男性の視聴者が多いならば、2つの対策が考えられます。
1つは、もともと多い男性視聴者をさらに増やすために、男性向け動画を強化する。
2つ目は、少ない女性視聴者を取り込むために、女性向け動画を配信してみる。
こうした方法は、水溜りボンドさんがよく動画で語っていますね。
彼らの動画は男性視聴者が多いらしく、今でも男女比は7:3なんだとか。
そこで女性視聴者を取り込むために、料理動画や動物動画を意識しているんだそう。
2017/3/28にアップした「女性視聴者ためだけの動画」はまさにそれですよね。
ちなみに、これはあくまで憶測ではありますが、
男性視聴者→ゲーム、カード、ギャンブル、車、おバカネタなど
女性視聴者→恋愛ネタ、化粧、料理、動物など
に傾く傾向があります。
どちらかの視聴者を取り込むためにはそうした意識をすることが大切です。
ぜひ分析を駆使して、より良いチャンネルを作る工夫をしてみてください!
まったく対策をしないよりは、変わると思います!