2017年の後半に入ってから、売り上げを伸ばしている本を紹介します。
どうも、シャチ公です。副業の関係上、僕は書籍にも少しだけ詳しいのですが、
本日は今年特に注目を集めている1冊を紹介したいと思います。
その前に、2017年一番売れている書籍と言うのが先日発表されましたね、
それが佐藤愛子氏の「九十歳。何がめでたい」でした。
インパクトのあるTVCMもバンバン打ち出しており、
しかも高齢者を中心に人気の高い佐藤愛子さんの作品と言うことで、
今年最も売れた、と言われても確かに納得の1冊です。
でも実はその裏で、特に2017年の冬頃から猛追する勢いで売り上げを伸ばした、
とある1冊があったのをご存知でしょうか?
重版に重版、小さな書店では一時期品切れになるほどの人気。
しかもそれは、かなり継続して続いており、2018年も続くのではと言う予想があります。
その1冊こそ、吉田源三郎「君たちはどう生きるか」です!
【君たちはどう生きるか?とは】
ん? なんか聞いたことがあるぞ、と思った人も多いと思います。
実は2017年の8月に発売したこの商品ですが、
この機会に、吉田源三郎の歴史的な名著をリフレッシュして発売したものなのです。
しかも、発売後から注目を集めてテレビの企画などにも多数取り上げられました。
世界一受けたい授業、で取り上げられてから一気に売れ始めたイメージです。
また、宮崎駿監督が次の作品のタイトルとしてこの作品名を掲げたことでも有名。
先ほど紹介した「九十歳。何がめでたい」に比べると、読者層も幅広く、
小中学生はもちろんのこと、老若男女問わず読めるのも爆売れを予想する一つです。
しかもこれ、バリエーションが多いんですよね。
最も売れているこちらは「漫画版」。
僕なんかは読書が苦手なので、イラストで読み進められるのは嬉しい限り。
でも実は、途中で文字が結構出てきますw
それなのに不思議と最後まで読み続けられたのは、内容がよかったから。
また、こちらは通常バージョン。文字だけなので大人向けです。
さらに、この内容的に「大人が子供に読ませたい」といった感じなので、
子供向けにポプラ文庫からも発売がされています。
【どんな内容なのか?】
内容を簡潔にまとめるのが下手なのですが、一応あらすじを。
主人公はコペル君というどこにでもいる(?)頭の賢い男の子。
彼はある時、友達を裏切る行為をしてしまいます。
この挫折からどう立ち上がっていくのか、というのが話の軸。
その中で重要なキーパーソンとなるのが、コペル君のおじさん。
彼がコペル君に対して、色々と重要なことを教えてくれるスタイルで話が進みます。
いやあ、あらすじを書くのがとても下手で申し訳ありませんw
ぜひとも手に取って読んでいただきたい!
タイトルにある通りで「君たちはどう生きるか」と最後に問いかけてきます。
ページを読み進めるうちに、どんどん考えさせられる、といった具合。
僕なんかは親友に貸しちゃうくらい、感銘を受けました。
ちなみに、池上さんの解説でこちらの本も出ているようですよ。

別冊NHK100分de名著 読書の学校 池上彰 特別授業 『君たちはどう生きるか』 (教養・文化シリーズ)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: ムック
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宮崎駿監督の作品も気になりますし、まだまだ2018年に入っても売れそうです。
流行に乗り遅れないように、まだ読んでない方はぜひ読んでみてください!
本当に、誰が読んでも、必ず何かしら胸に残る1冊ですよ。